年末恒例のすす払いが、みやこ町の国分寺三重塔で行われました。

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みやこ町歴史民俗博物館友の会が主催して、毎年行われている行事です。

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豊前国分寺は、約1300年前の奈良時代に聖武天皇の詔により、
その当時の69ヵ国に建立された国立寺院の中の1つです。

奈良の東大寺を総国分寺として、豊前の国では、政治の中心であった豊前国府に近いところに
国分尼寺とセットで建立されています。

豊前国府と国分寺の真ん中あたりを古代官道が走り、そこから眺めると国分寺のシンボルである七重塔が、
道標のようにそびえていたと推測されています。

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木立に囲まれた国分寺の境内は、冬の寒気で底冷えがしましたが、
三重塔は大勢のボランティアの方々に埃を払われて、垢抜けたように綺麗になりました。

撮影日:2017.12.9

先月、台湾のブロガーが「崎山ひまわり祭り」に来場し、みやこ町のイベントのほか、話題の場所を撮影してまわり、
台湾でブログ発信して頂きました。

そのブログを見て、台湾から十数名の観光客がみやこ町を訪れてくれました。

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台湾にある亞州大学現代美術館は、世界的建築家の安藤忠雄氏による三角形にこだわったユニークな設計で、
話題になっているそうです。
その安藤忠雄氏が設計し、みやこ町の自然と共生する空間をコンセプトにした「みやこ伊良原学園」を見学しようと
訪れたそうです。


学園に向かう途中、伊良原ダムの展望台に立ち寄って、湛水試験が始まり湖底に水面が広がった雄大な眺めを
楽しんで頂きました。

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みやこ伊良原学園は、地元木材を活用した温かみのある室内や、吹き抜け構造のホール、
天井に広がりのある体育館などがユニークで、見学の人たちは盛んにスマホのシャッターを切っていました。

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犀川支所前広場で開催中の「みやこ町産業祭」も見学し、松木果樹園にも立ち寄り、「フルーツ工房えふ」で大人気の
マロンパフェも味わって、束の間のみやこ町観光旅行を堪能して頂きました。

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この日同行した「みやこ町国際交流協会」と台湾の観光旅行引率者の間で、
インバウンドやアウトバウンドを進めようと、面白そうな話も持ち上がりました。

撮影日:2017.11.18

祓川下流域の稲作農家にとって、伊良原ダムの順調な湛水の様子は
明るい話題になっています。

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今年の春、祓川下流域では田植え時期に降雨がなく、
水田ではカラカラの渇水が続いたため、営農者の間で引水のトラブルが発生しました。

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そのため緊急に水利の対策会議を開き、
節丸地区にある裏ノ谷溜池からの放流によって旱魃をしのぎました。


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長年、農業用水不足に苦しんできた祓川下流域の稲作農家にとって、
伊良原ダムの水位がどんどん上がる様子は、なによりも力強い応援団です。

投稿日:2017.11.2

みやこ観光まちづくり協会が行う「みやこ観光まちづくり講座」の第1回目は、
日本エコツーリズム協会の辻野啓一事務局長が「エコツーリズムは地域創生の強力な切り札」というテーマで講演を行いました。

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長年JTBで観光旅行に携わった経験をもとに、地元をこれから活性化するための観光事業の在り方について、
実際に活動に取り組んでいる地域の実例を挙げてその斬新的な活動と成果を紹介し、多くのヒントを頂きました。


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・エコツーリズム(自然環境を損なわない持続可能な観光)で地元の自然の素晴らしさを説明すれば、
地元はもっと魅力的になり、それが地元を元気にする。

・観光ガイドの育成と小道具の準備が必要。
ガイドのための周到な準備と手順の反復練習をおこなえば、自分の郷土の素晴らしさも再認識することが出来る。

・魅力ある観光地域づくりは、自然や文化、地域の生活習慣などを活かす観光ボランティアガイドが
重要な役割を担う。

・ガイドの説明を聞き、地元に溶け込んで楽しめる観光は感動の程度が全然違う。
行動しながら現地ガイドの説明を聞くという、新しい旅の楽しみ方を提唱したい。

・エコツーリズムを楽しむには、宝探しの手法でうまいもの探しをやってみる。
アンケートの方法も意外にたくさんの回答が寄せられ、情報共有が出来て効果がある。

・広報をうまく利用する。載せる場合は「サラリーマン川柳」のようなユーモアのセンスが必要。
新聞の地方紙に載せてもらうと、他の新聞も注目してくれる。
また、新聞記者と知り合いになって、出来るだけ多くの記事を載せてもらうことも大事。

・インバウンド(訪日外国人旅行)で欧米の人たちは、地方の田舎に興味を持っている。
農村風景や古民家、地元の人たちとの触れ合いを好む。
日本人とは興味のあるものが違うので、地元が気付かないものを教えてくれる。

・観光案内は、いつでも誰でも行けるではなく「ここだけ、いまだけ、あなただけ」の法則で案内すると
効果がある。

・フェノロジーカレンダー(自然を中心とする1年間の季節暦)を作成して、観光客に地域の宝を伝える。
作成して何回も見ているとストーリーが生まれる。

・新しい観光地として取り組む場合、活気がある所を真似るのも良い。
みやこ町はサイクリングロードなどのエコツーリズムに効果が出ると思う。
自然の素晴らしさをガイドさんが説明すると、地域がもっと魅力的になり、リピーターも増える。

講演会:2017.10.14

「みやこ観光まちづくり協会」は台湾のプロモーションビデオブロガーを招いて、
みやこ町の美しい風景や魅力的な伝統芸能を撮影し、
台湾で情報発信して観光客を誘致しようと取り組んでいます。


みやこ町滞在3日目は豊津周辺の撮影で、先ずは「みやこ町歴史民俗博物館」を訪問。

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博物館では、郷土出身で功績あげた著名人の資料を展示中で、
夏目漱石の門下生で漱石研究の第一人者といわれるドイツ文学者の小宮豊隆や、

米国でエジソンから電気技術の指導を受け、帰国後NECを設立した岩垂邦彦などに質問が集中。

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次に訪れた豊前国分寺三重塔では、美しい田園風景の中に悠久の時を刻んで佇む三重塔の姿に心をひかれた様子で、
しばらく三重塔の撮影に没頭。

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8世紀の奈良時代、政治の中心地であった豊前国府に近く、
小高い丘になっているため絶好の場所としてこの地に建立されたとのこと。

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みやこ町の見どころを画像にして台湾に持ち帰り、ブログアップによって観光客がみやこ町を目指せば、
異文化交流で活気あふれる町になりますね。

撮影日:2017.10.10

北九州市の高齢者大学の受講生一行が、みやこ町歴史民俗博物館を見学に訪れました。
みやこ町という町名は外来者には気になるところの様です。

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日本書紀によれば、景行天皇が九州の熊襲征伐の折、豊前国の長峡縣に行宮を建て、
この地を「みやこ」と呼んだという景行天皇伝説によるそうです。


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折よく博物館では、今年が夏目漱石の生誕150年にあたり、漱石の門下生で小説「三四郎」のモデルとされる
小宮豊隆の特別展が開催されています。

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小宮豊隆は現育徳館高校の前身である旧制豊津中学を卒業して東大に入りますが、
学生時代の出来事を漱石が小説「三四郎」の題材にしているようです。

小宮豊隆は、みやこ町出身のドイツ文学者で漱石全集を編集し、漱石研究の第一人者です。
博物館には漱石から小宮に宛てた手紙120通、書簡30通が保管されています。

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なかでも、漱石の小説「吾輩は猫である」の主人公の猫が死んだという小宮豊隆宛のハガキは、
喪の縁取りをして、漱石のユーモアが現れているとのことでした。

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見学会の方々は、ベテラン学芸員のアドリブが効いた案内に、
丁寧な説明で楽しい見学会になったと謝辞を述べていました。

撮影日:2017.10.2

小郡市の九州歴史資料館で開催中の、特別展「霊峰英彦山」を見学したあと、
朝倉市の「三連水車の里あさくら」直売所に立ち寄りました。

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物産館の周囲には流木や土砂が積み上げられて、7月6日の九州北部豪雨の爪痕が生々しく残ります。

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休日のためなのか、駐車場はとめる場所を探し回るほどの混み合いぶりでした。

店内は特産の野菜類のほか、なし、ぶどう、柿、リンゴなど旬の果物が並び、
大勢の買い物客で賑わっていました。

ぶどうやなしの試食品は驚くほど甘く、即座に買い求めました。

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買い物籠が邪魔になるほどの混み合いようでしたが、来店者の活発な購買力は復興の力になっていましたね。

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撮影日:2017.9.23

糸田町から50名を超える町民大学の方々が、みやこ町の古代史跡散策に訪れ、
ガイド役のみやこ町歴史民俗博物館学芸員に同行して、町内の史跡めぐりを行った。


最初の訪問先は勝山地区の綾塚古墳。複室構造の石室で、奥行19mは全国最大規模。

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明治5年、大阪造幣局技師として日本に滞在した英国人のウイリアム・ゴーランドが、
仕事の合間に古墳を訪れて実測調査し、その写真や実測図の資料がイギリスの大英博物館に保管されている。

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御所ヶ谷神籠石は、御所ヶ岳山腹に築かれた古代の山城。
城内に入るための城門跡が7ヵ所で確認されている。中門は通水口を備えて高さ7メートルの石積みが残る。

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663年、朝鮮半島で起こった白村江の戦いで大和朝廷が新羅に大敗し、大陸からの脅威に備えて築かれた。


また、御所ヶ岳山麓は天然記念物に指定されている「ヒモヅル」の自生地で、
登山道両側の木の枝から、緑のスダレのように垂れ下がった珍しい光景も観察できる。

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京都平野には約4200基の古墳が確認されている。そのうちの1800基がみやこ町に存在する。

豊津地区の八景山のふもとにある甲塚方墳は6世紀後半に築かれたもの。

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横穴式の石室は全長15mあり、方墳としては九州最大規模になる。

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京都平野に群集墓や首長クラスの古墳が集中しているのは、大和政権の時代には畿内から瀬戸内海を経て
大陸に向かう外交・防衛の拠点になっていたためと考えられている。


野外史跡めぐりのあとは、みやこ町歴史民俗博物館に展示中の歴史資料の見学や、
常設DVD「みやこシアター」の視聴などでみやこ町の文化遺産にふれ、みやこ町を満喫していただいた。

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撮影日:2017.9.8

福岡県の多くの市史・郡史を編纂された伊藤尾四郎先生について、
美夜古郷土史学校の山内公二氏が講演を行いました。

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伊藤尾四郎先生は、明治2年、宗像郡東郷村に生まれ、福岡中学校(修猷館)を経て、
東京の第一高等中学校から東京大学国史科に学びました。

卒業後は東大の維新資料編纂所に入り研究に没頭していましたが、ひどい脚気に悩まされ、先輩や友人から
「都会を離れると治る」と助言されて、明治30年郷里近くの京都郡豊津村の豊津中学校(育徳館)に
歴史の教官として赴任しました。

豊津中学に在職中、郡から依嘱を受けて「京都郡誌」を編纂するかたわら、京都郡の郷土史研究と著作に打ち込み、
御所ヶ谷の研究で神籠石を発見し、学会に報告しています。

他にも、与原の御所山古墳の研究、等覚寺修験道、豊前国分寺、今井祇園祠、村上仏山水哉園などの調査に力を注ぎ、
そのことごとくが国や県の文化財に指定されています。

豊津中学校在任11年で、小倉中学校の初代校長に栄転されましたが、その後は福岡県立図書館長、
福岡県立女子専門学校などの要職を歴任されました。

その間、企救郡誌、宗像郡誌、戸畑市誌、小倉市誌、門司市誌、八幡市誌、大牟田市誌、久留米市誌、福岡県史資料など、
多くの叢書の編纂を行っています。

伊藤尾四郎先生についての講演は、引き続き次回の美夜古郷土史学校で、
九州産業大学講師:草野直樹先生によって行われます。

   ・日時:9月28日(木曜日)18:30~20:30
   ・場所:行橋市中央公民館ホール
   ・受講料:資料代として、500円

撮影日時:2017.8.24

行橋市市民学芸員の会主催の「伊良原ダム見学イベント」で、行橋市の子供たちがみやこ町に建設中の
伊良原ダムを見学し、町内の文化財や史跡を巡って社会勉強を行いました。

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「みやこ町歴史民俗博物館」では、みやこ町の歴史と文化について学芸員から説明を聞き、
館内の展示品を見学しながら知識を深めました。

最初に訪れた完成間近の伊良原ダムは、いま頂部に橋梁を架ける工事を行っています。
現場に設置したバッチャープラントでコンクリートを製造し、2基のケーブルクレーンで運搬して、24時間打設を行ったそうです。
ダムは堤高さ81.3m、堤長さ295.0mもあり、湖底から見上げると堤体の大きさに圧倒されます。

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次に立ち寄った「みやこ伊良原学園」は、一つの校舎に小学校と中学校がある校舎一体型一貫教育校で、
平成28年に開校しています。
校舎は日本を代表する建築家の安藤忠雄氏が設計し、地元の木材を使って周囲の自然と調和した、
暖かみと広がりのあるシンボリックな建物になっています。

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帆柱地区に残る茅葺の永沼家住宅は、国指定の重要文化財になっています。
江戸時代に庄屋をつとめた村の中心的旧家で、書院付き客間や板敷の台所など、170年前建てられたままの間取りが、
先ごろまで使われていたように残されています。

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永沼家住宅から英彦山を目指して一歩足を延ばすと、そこは山あいの緑に囲まれた澄みきった空気の蛇渕キャンプ場です。
街なかより気温が低くて夏でも爽やかなキャンプ場は、みやこ町一押しの川遊びのスポットになっています。

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子供たちは渓流に飛び込んで泳いだり、魚を追いかけたり。水遊びで身体と心を思いっきりリフレッシュして、夏休みのひと時を楽しんでいました。

撮影日:2017.8.18

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