みやこ町呰見地区では県や町の支援を受けて、「あざみ地域資源保全会」を結成し、
農地や農業用施設の保全活動に取り組んでいます。

用水路や農道周辺の定期的な除草作業はもちろん、公道に捨てられた空き缶やペットボトルなどを拾い集め、
環境保全にも務めています。

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最近、植えたばかりの稲を食い荒らすジャンボタニシが異常発生し、水田のあちらこちらでタニシの食害が発生しています。

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今日は手の空いたメンバーが手分けして、水路や田んぼのジャンボタニシを網ですくってバケツに捕獲する、
外来種駆除活動を行いました。

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土曜日で子供たちにも参加してもらい、2時間で大量のジャンボタニシを捕獲しました。

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大人に交じって駆除活動に参加した子供たち、稲を育てるための大事な作業を体験し、
農業に興味を持ってもらえたのかなと期待しています。

撮影日:2017.6.24

みやこ町文化遺産ボランティア養成講座、第2期が始まりました。

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みやこ町歴史民俗博物館が主催する、文化遺産を活かした地域活性化事業に係る取り組みです。

昨年度は第1期、全5回の講座が開かれ、なかでも英彦山や大宰府史跡の現地見学は、
現地ボランティアガイドさんの活動が大変興味深く、意義のある講座でした。


今年度は館外活動を主体として、文化財関連施設のパトロールやメンテナンス作業も含め、
みやこ町の文化遺産を訪れる方々への観光ガイドなどを目指します。

また、各種イベントへの参加や支援、文化遺産の調査や情報収集活動も含まれるそうです。

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具体的な活動として、永沼家住宅、国分寺三重塔、蔵持山の保全作業などを実施する予定です。

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文化遺産に一般町民として直にかかわる活動なので、
みやこ町の貴重な文化遺産が、身近な存在になった気がします。

撮影日:2017.6.17

つゆ入りした九州

みやこ町豊津の花菖蒲公園では、花菖蒲が美しく咲いて、
「花しょうぶまつり」の10、11日にはちょうど見ごろになりそうです。

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しとしと降る雨の中、花菖蒲を楽しむ人たちが公園を訪れていました。

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露店やステージイベントで賑わう「花しょうぶまつり」も楽しみですが、
雨に浮き立つ花菖蒲もしっとりとして魅力的ですね。

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みやこ町の蔵持山は修験道の霊場として、英彦山六峰のひとつに数えられています。
その蔵持山修験道遺跡を巡るツアーを企画しようと、下見方々登りました。


上高屋方面からの林道は、蔵持山の山麓をまわり鐙畑まで開通しているため、
蔵持神社二の鳥居の中谷橋駐車場まで、曲がりくねった道ですが快適なドライブでした。

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二の鳥居をくぐって石畳道を登れば祝詞殿。

ここには県指定の天然記念物になっている大杉が空を突くように聳えています。

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そこからは急こう配の蹴上の石段が続き、息を切らせながら上へ上へと登っていくと、
ようやく上宮にたどり着きます。

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山中には修験道の祈りの遺跡があちらこちらに点在し、五月晴れの爽やかな空気が木立を流れて、
さすがに霊場を体感する気分になって上宮に参拝しました。

上宮から南に張り出した稚児落としと呼ばれる断崖へ。


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足がすくむがけ道を這うようにして超えると、いきなり前方に英彦山や犬が岳の稜線が連なり、
感動的な風景が開けます。

眼下には建設中の伊良原ダムが山肌を大きく切り開いて、祓川の上流まで続いています。

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しばらく目の前の絶景に見とれて大満足のあと、反対側の国見台に移動しました。

国見台は切り開かれた広場に仏像が祀られ、ここから豊前海がパノラマのように広がります。

広場の丸太に腰を下ろし、鶯のさえずりを聞き、山頂からの眺めを堪能しながら、
持参した海老せんとコーヒーで一服。

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今日の修験道ツアーの下見は天気にも恵まれて、素晴らしい山歩きになりました。

蔵持山の修験道遺跡をめぐるツアーは、この秋実施予定です。

撮影日:2017.5.18

つつじが美しく咲き揃う「みどりの館」ギャラリーで、
「水彩画の彩展」を開催中です。

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風景画や人物画など、京築近郊の作家の水彩画79点が展示されています。

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水彩画の柔らかいタッチの作品は、新緑が萌えるこの時期にピッタリで、
会場をひと回りしただけで心が和む感じです。

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これだけ多くの作品を無料で鑑賞できるギャラリーは、
京築ではほかにありません。

会場:みやこ町大字豊津1406-2
℡:0930-33-6565
展示会は5月14日までです。(毎月曜日は休館)

撮影日:2017.4.30

ソメイヨシノが見ごろを迎えた京築で、「中津街道史跡探索ウオーク」が開催され、
史跡巡りを愛好する大勢の人たちが参加した。

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今年度の第1回目は日豊本線築城駅の出発で、最初の訪問先になる東八田の法然寺に向かう。

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ここは黒田官兵衛が豊前に入国して最初に留まったというお寺。

宇都宮鎮房が本拠とした築城郡でこの寺を選んだのは、法然寺を再興した僧の行信が官兵衛と同じ播磨の出で、
この地が豊前六郡を治めるのに便利な場所であったためといわれている。


中津街道は築城から椎田にかけて、路傍に数多くの道標が残っている。
江戸時代はこの地域が豊前国の中心部になり、小倉、香春、中津方面への分岐点になっていた。

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宇佐九里、彦九里、小倉九里と言われ、それぞれの地はここから36㎞の距離になる。


江戸時代の菱屋平七の旅日記「筑紫紀行」によれば、中津街道は城井川を渡る橋がなく、
画像の鉄橋の手前の井関付近を歩いて渡ったカチ渡しであったと記されている。

取り付け道路は草生して今も残る。

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高塚には自然石に刻まれた餓死塔がある。

享保17、18年にかけて全国で長雨や大干ばつなどの異常気象による大飢饉が起こり、
その上、伝染病が大流行して住民の四分の一が餓死した。

この時の餓死者を供養して、明治15年に住民の総意で建立されたもの。

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城井川と岩丸川が合流する付近は堤防の桜が満開で、訪れる人たちの目を楽しませる。

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この付近の城井川は、飛び石式の渡渉から舟板等を使用して通行していたため、
大正8年、蔵内家の寄贈により木造の浜宮橋が建立された。

その後平成8年に架け替えられて、ヨーロッパ調の近代的な橋に生まれ変わった。

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築上町立歴史民俗資料館の玄関には延塚筋奉行の胸像がある。

天保3~4年に全国で「天保の飢饉」が発生し、築城郡もひどい凶作になった。
この時筋奉行であった延塚右衛門は、農民救済のため「根付料」の返済を独断で免除し、その責任を取って切腹した。
毎年12月には「延塚奉行追善供養式典」が行われている。

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撮影日:2017.4.9

みやこ町勝山宮原で「千女房桜祭」が開催され、地元の千女房山桜保存会がよもぎ餅をつき、
大福もちにして野菜やミカンと共に販売していました。


良く晴れた温かい日差しに誘われて出かけてみましたが、
桜の開花は1割程度で、訪れる人もまばらでした。

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でも、咲き始めの山桜は初々しく清らかで、薄ピンク色の花びらには心が和みました。

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どこからともなく聞こえる鶯のさえずりも情緒豊かで、つきたてのよもぎ餅はしっかりとよもぎの風味がして、
少し早い山里の花見を楽しむことができました。

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「千女房桜祭」は4月2日までです。

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撮影日:2017.4.1

山内公二先生執筆の「新・京築風土記」が、朝日新聞京築版に300回にわたり連載されていましたが、
一冊に再編集され、単行本として発刊されました。

このほど、行橋市の京都ホテルに200人を超える人たちが集まり、
出版祝賀会が催されました。


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4月から、京築の書店や朝日新聞販売店で発売されるそうですが、
発表以来関係先には注文が殺到しているとのことです。

いま手元に置いて暇々に読んでいますが、この本はA4判の大きさで410ページ。
1㎏はずしりと手ごたえがあります。


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文面には説明のカラー写真が添えられて読みやすく、地域で語り継いでいる人たちの言葉が豊富に掲載され、
京築の文化を身近に感じます。


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山内公二先生が6年8ヶ月をかけ、足で歩いて取材した記事とのこと。
その本が2000円とは絶対お得です。

投稿日:2017.3.31

2月の美夜古郷土史学校講座は、北九州いのちのたび博物館学芸員:守友隆氏が
「朝鮮通信使と小倉藩主小笠原忠固」というテーマで講演。


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朝鮮通信使は室町時代から江戸時代にかけて、朝鮮国王と日本国王の間で国交を結んでいたが、
豊臣秀吉の朝鮮出兵によって一時中断されていた。

江戸時代になって徳川家康の命により対馬藩が国交回復を行い、
朝鮮から将軍の代替わりを祝って12回の使者が派遣された。

通信使は対馬を経て、相島から大阪まで瀬戸内海を船で、大坂から陸路を江戸まで行き日光にも参拝した。

沿道の町人たちは、使節団一行の通過をイベントとして楽しみ、文化や学問の交流も行われた。


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朝鮮通信使が江戸まで行くと、道中の接待などで大変な財政負担がかかるため、
12回目は日本と朝鮮の間の対馬で国交を行うことになり、徳川幕府から小倉藩小笠原忠固が通信使来聘の上使を命ぜられた。

小倉藩小笠原氏は譜代大名で豊前の国小倉15万石を与えられ、将軍家から信任も厚く、
九州諸大名から「九州探題」と認識されていた。

また小倉は対馬に近く海に面し藩の船手が充実していたため、対馬まで1200人を渡す大船団を組むことが可能であったこと、
小笠原家に伝わる武家の故実儀礼を身に着けていたこと、なども任命の理由とされた。


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小笠原忠固は無事に朝鮮通信使の上使として役目を果たし、将軍徳川家斉から使節団対応を賞されたため、
忠固は昇進の野望をもった。

藩をあげての昇進運動の結果、忠固は歴代小倉藩主10人の中でただ一人「溜間詰」「少将」に昇任した。

小笠原忠固の異例の昇進について、忠固が安志1万石の小藩から養子として小倉藩に迎えられたため、
小倉藩では軽んじられた可能性があり、そのため忠固は家格の上昇や自己の昇進を強く望んだのではなかろうかと解説しました。

講演日:2017.2.16

みやこ町みどりの館ギャラリーで開催中の、「美夜古の風」第11回絵画作品展。

京築地域の70人の作家が描いた80点の作品が展示されています。

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今回は身近な題材をテーマにした作品も多く、一点一点時間をかけて鑑賞していくと、
作者が何に注目して描いたのか、その意図を想像するのも楽しい。

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ギャラリーには「みやこの風」が吹いています。

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・ギャラリーは入場無料、館内でコーヒーや食事もできます
・作品展は2月26日まで(11時~17時)

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