2016年11月アーカイブ

みやこ町歴史民俗博物館では、みやこ町の文化遺産を活かした地域活性化のため、
民間からボランティア参加者を募集して養成講座を開講しています。

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初日は「まつり」から見たふるさとの歴史と文化についての講座でした。

最初に、みやこ町文化財保護委員の一川淳江氏が生立八幡宮の由来と犀川神事について解説しました。

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生立八幡宮には神功皇后や景行天皇伝説があり、古くからこの地方の広い範囲で生立八幡宮の祭りが行われていた。
木山地区が奉納している楽打ちは、京都田町の田町楽を導入したもの。

祭りの形態が整ったのは江戸時代で、巨大な山笠は今井の祇園がもとになっている。
氏子たちは産土神に「五穀豊穣、家内安全、悪疫退散、人畜無害」などを祈願する。

郷土の祭りを学び、先人の魂に触れ、未来に向けて新たなふる里を創造しましょうと話しました。


続いて、みやこ町郷土史研究会の野中邦重氏は、
木井神社秋祭りに伝わる九日祭(くんちまつり)について解説しました。

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木井神社は宇都宮氏が関東宇都宮神社を勧請した神社で、秋祭りは10月9日に行われ、
神願祭り、円座餅つき、くんち祭り、馬とばしなどの行事が今も引き継がれている。

朝鮮戦争後に農村の生活様式が大きく変わり、それに伴って祭りも変化してきた。
農地の構造改善事業によって農家の共同作業がなくなり、農村内の結びつきもなくなっていった。
祭りの献立作りもなくなって、子供たちが喜ぶ「祭りのごちそう」は村から消えた。

暮らしが変われば祭りが変わり、祭りの中に地域の歴史と文化が織り込まれていると話しました。

投稿日:2016.11.27

国東、両子寺の紅葉

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国東の霊場として信仰されている両子寺は、六郷満山の総持院。

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寺院をかこむ豊かな自然は、森林浴の森百選に指定されている。

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木立の中に配置された大講堂や奥の院本殿をたどりながら、紅葉を楽しむ人も多い。

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梵字磨崖碑から山頂を目指せば、針の耳、鬼の背割、鷹のツメ石などの奇岩をめぐることができる。

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両子寺の紅葉は、今が見ごろです。

撮影日:2016.11.23

みやこ町「みどりの館ギャラリー」で、第9回「碧の風絵画作品展」が開催されています。

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碧(みどり)の風作品展とは、中央で活躍されている有名な先生方の素晴らしい作品を一堂に集め、
大勢の人に鑑賞してもらって芸術に親しんで頂き、地域の美術の振興を図ろうとする取組です。

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和風二階建ての広いギャラリーには、油絵や水彩画、版画などの大作が並び、
見ごたえのある作品に圧倒されます。

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この秋は自然に囲まれた「みどりの館ギャラリー」で、ゆったりと寛ぎながら絵画を楽しみませんか。

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・開催期間:11月22日~12月11日まで (休館11月28日、12月5日)
・開館時間:午前11時~午後5時 (最終日は午後4時まで)
・入場無料
・お食事、喫茶が出来ます

投稿日:2016.11.24

天台宗修験文化が残る富貴寺、
その大堂は九州最古の和様建築物として国宝に指定されています。

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大堂のどっしりとした優雅なたたずまいは、見ているだけで心が和みます。

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秋には境内の大銀杏の葉が黄葉して落ち、
屋根や庭が黄色の絨毯を敷いたように真っ黄色になるそうです。


その美しさを一目見たいと出かけましたが、まだ散り始めたばかりでした。


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今年の見ごろは12月初め位になりそうだ、とのことでした。

撮影日:2016.11.22

鹿児島県出水市は世界的なツルの越冬地で、
現在1万羽を超えるツルが飛来しているそうです。

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出水市では、大自然の中で舞う野生のツルを観察できることが、
重要な観光資源になっています。

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昨日の環境省の発表によると、
死んだナベヅルから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたとのこと。

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全国有数の養鶏農家展開地である出水市はもちろん、
養鶏場を営む全国の農家は高病原性ウイルスなのか心配です。

投稿日:2016.11.23

第7回目の中津街道史跡探索ウオークは、苅田駅から小波瀬西工大前駅までを歩きました。

朝10時、「苅田ガイドの会」塩塚会長の案内で苅田駅前を出発。
駅前から中津街道に入ると、沿線には太い幹の黒松が1本、当時を忍ばせる町屋も残り、
街道の雰囲気を醸しています。

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苅田町役場の隣には国指定史跡の石塚山古墳が見えます。
3世紀から4世紀にかけて作られた古墳で、全長130mもあり、九州では最大級の前方後円墳。
海岸近くに立地していることから、被葬者は大和政権に関係がある人物と考えられています。

古墳からは三角縁神獣鏡が発見され、国指定の重要文化財として町内の宇原神社に保管されているとのことです。

墳丘には浮殿神社が祀られています。
昔は古墳近くまで海岸が迫り、海に浮かんでいるように見えたため、浮殿と名前がついたそうです。

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国道10号線に並行して架かる近衛橋は「近い入江」という意味だそうで、景行天皇が上陸した所と伝えられ、
与原の塩田で生産した塩を積み出した港でした。

街道沿線に珍しい門柱が残っています。
大蔵省の塩の専売局跡で、奥には塩の倉庫もあったそうです。

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御所山古墳は、5世紀後半に造られた前方後円墳。
全長は119mで、石室の形態が筑肥地域の影響を受けているので、被葬者は磐井氏との関係者だとされています。

古墳の丘陵には白庭神社がまつられ、毎年2月には「福焼き」という祭りが行われているそうです。

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塩竃神社は、中津街道から東の海側に歩いた小高い森の上にあります。
280年前の享保年間に製塩業の繁栄を願って宮城県塩釜市の塩竃神社から勧請したもので、
境内の丘の上から当時県内最大の製塩地帯であった塩浜跡を眺めることができます。

また、この丘は石塚古墳と呼ばれ、大型の円墳になっています。

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撮影日:2016.11.13