隠国 (こもりく) の記憶

【隠れる】=「かくれる」:動詞

① 物のかげになって、外から見えないようになる。

② 世間に名前や力が知られていない。

③ 人目を避ける、逃げる。

④ 身分の高い人が死ぬ。


【隠れ家】=「かくれが」:名詞

人に見つからないようにかくれすむ家。かくれ場所


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隠国の記憶:伊良原写真集:西日本新聞社

【隠国】=「こもりく」 手持ちの国語の辞書には載っていません。


~本の後ろの説明文からの引用です~

川を挟んで両側から山々が迫る、奥まった地域をいう。
古来、そこには神がこもるとされてきた。
人々は、自然に対し謙虚に暮らしてきた。
神仏を崇め、お年寄りをいたわり、子どもに地域の未来を託す。
そんなあたり前の暮らしが、千年以上も続いてきた。

何もかもが無機質化する時代に、私たちは気づいた。
草花、昆虫、動物、人間・・・森羅万象、
隠国の小宇宙にこそ、日本人の文化観が凝縮されていたことを。
皮肉なものだ。
その隠国の地形が、ダム建設のいちばん適地だったとは・・・。


伊良原に重機が入り、山を削る前の、
かつての風景や、そこに暮らしていた人たちの姿が
おさめられています。
今こそ、みなさんに是非、手にとっていただきたいと思うのです。

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伊良原の「おじいちゃん」と「おばあちゃん」の写真です。
実家の母の寝室に、豊津の祖父母の写真と共に額に入っています。

原(はる)と呼ばれる地区の上の方の家でした。
おばあちゃんは、もういなかったけど、
子どもの頃、遊びに行くとおじいちゃんがこの縁側に座り
いつも遠くを見てました。

川を挟んで向こうの山の、釜之河内や岩屋河内のあたりかな。
「何がおもしろいんだろう?飽きないのかなあ?」と、
当時は思っていたけれど、今ならわかるような気がします。

そよ風に吹かれながら、鳥のさえずりを聴きながら
目にする里山の風景。なによりの宝物だったはず。

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このページは、剛のファンが2012年8月13日 21:03に書いたブログ記事です。

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